V・E フランクルの夜と霧を読みました。
強制収容所という極限の状態にいる中で、心理学者からみた心理状態を分かり易く、そしてリアルに書かれている内容は、想像を絶する内容でした。
その極限の状態から問われる、「人間とは」の問いに、フランクルはこう答えています。
この状態を脱したら、自分は解放されやっと何者かになれる。ではなく、この極限の状態だからこそ何者かになれる。寧ろ、極限の状態の方が成長できると。
そう、人間とは常に、何かを決定する存在だと。
すごいな・・・と思いました。
恐らく私たちを取り巻く世界は、これから様々なことが起こると思います。
あらゆる事象の中で、どんな状態になっても、流石にここまでの極限状態にはならないと思います。
このフランクルの、「人間とは」の問いのように、何があっても、選択できる私でありたいと思いました。
しかしすごいなこの本。
何かを強烈に打ち込まれた気がします。
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