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執筆者の写真渡邊 優

昨日は以前から観たいと思っていた伊東の東海館に行って来ました。

昭和初期に棟梁が腕を競って造られた文化遺産の旅館です。(今は営業していません)

飾り細工、飾り窓、どれをとっても今では中々見られない美しい趣きです。

木造建築の木の香りに畳の匂い、それがどこか懐かしく、そして心に響いてきます。


そして旅館の中には彫刻家の作品もずらりと並んでおり、その美しさと表現に魅入ってしまいます。






見ていて感じたのが、芸術家とは枠がないのだと思いました。

これがダメ、これがいけない、変だなど、寧ろ常識の反対側にこそ美しさがあったり、そこからの

インスピレーションを大事にしているようにも思いました。だから、惹かれるのだと。

枠がないっていい。暖かさや、強さや、怖さや、恐ろしさや、広さなど、どれをも自由に表現しています。圧倒されたり、ほっこりしたり、驚愕したりと、ドキドキするエキサイティングな一時でした。



夜もさらにノスタルジック感が増して素晴らしかったです。


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