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執筆者の写真渡邊 優

久しぶりに、私をガン無視している方に会いました。

相変わらずお互い一言の会話も挨拶もないのですが、今回の自分の中での変化は全く違った。

今まであれほど心の中では顔色を伺っていたのにも関わらず、今回は全く顔色を伺うこともなく、一緒にいると常にあった緊張感も、相手から感じる威圧感も、そういった感覚も一切湧いてこなかったのです。そこにはただ一人の男性がそこにいて、誰かと会話をしている。ただそれだけ。

これは、本当に不思議な体験でした。


顔色を伺うということは、もしかしたらパターンは(無視されたくなかった)優しい声を掛けて貰いたかったのか、許されたかったのか、そのどちらもあったのだと思います。

しかし今回はそういった期待も、希望もなく、ただただその場に居合わせているだけ。それだけの感覚がありました。

私としては、いつその方と会ってもいいように白黒ワークで、もう何々さんの顔色を伺って自分を苦しめるのはやめよう。ただこの白パターンを選んでいただけ。たったそれだけなんです。

この変化に一番ビックリしたのは当の本人、私でした。その場に居合わせた人たちの誰にも分からない自分の内だけの変化。大事にしていきたい。



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