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執筆者の写真渡邊 優

パターンで人と関わらない。これも、先日のセミナーで学んだことです。

自分のパターンの満たされていない思いを、他人を使って満たさない、または、パターンで人を判断しない、それはパターンが価値があると思っている肩書や外見、そういったもので人と関わらないということです。これ、とても大事なことだと思いました。なぜなら、本当の人との関わりとは、そんな肩書などではない、もっと純粋は関わりの気がします。


これは思い返すと、小学校の低学年の頃などはそのような関わり方をしていたと思います。純粋に、その人がどんな人かだけで関わっていました。そこに打算も、上下関係もありません。ただ純粋な友達との関わりがそこにはありました。そして歳が経つにつれ、家がお金持ちだから、お医者さんだから、そんな肩書がすごいことのように思えてきたのです。そうすると自然にその人との距離は置かれてしまい、自分が下のような、もしくは上のような、そこにあるのは友達関係ではなくなるのだと思います。


パターンで人と関わらないということは、パターンを通さない、純粋に人と関わることだと思います。

きっとそこに、人間関係の本質がある気がします。

他人とどんな関わり方をしたいのか、ここにも、その人のあり方が出てくるのだと思いました。

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