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執筆者の写真渡邊 優

愛されたい。愛されたい。愛されたい。

まあ、良い大人がなんてことを・・というのは置いといて。

愛されたいというパターンに、久しぶりに語りかけています。そして一番愛されたかったのは母親からです。今の母親と会っていても特にその欲求は生まれません。しかし昔の母の写真を見た時、あ〜、私はこの当時の若かった頃の母親から、まだ子供だった私が愛されたかったんだと分かりました。今両親に会ってもどうこうして欲しいという思いは一切ありません。ですが、当時の子供の頃に抱いていた感情、思いが今になって現れて、訴えかけてきます。

それは消化しきれていない、満たしきれていない幼き頃の想いです。


もう昔のことだから、もう済んだことだから、自分は十分大人だからと、いくら自分に言い聞かしてもその想いは救われることはありません。それはつまり、まだ終わっていないということです。


大人だからこそ、過去の消化しきれていない想いや感情に目を向けて、救うことができるのだと思います。大人になるって、そういうことだと思いました。自分を差別せずに、愛するということ。

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