未来の年表1.2を読みました。
少子高齢化とは、一体どんな事態なのか。どのようなことがこれから待ち受けているのか?
年金問題、社会保障問題、女性の人口の50%が、既に50歳以上となり、これから更に加速する少子高齢化社会。
人口減少問題とは、すぐに気が付く問題ではなく、真綿で首を絞められるように、ゆっくりゆっくりとその足音は近づいてくると、著者は訴えています。
不都合な真実という裏の題名通り、読んでいて目を覆いたくなるような、耳を塞ぎたくなるような現実ばかりでしたが、一番印象に残った内容は、これからの子供達についてのことでした。
自分たちの年金の心配ばかりしている大人達を見て、子供達はどう感じているのか。
初老の方達が、自分達を逃げ切り世代と安心し、これから迫る、国難ともいうべき責任と債務を負う子供達の気持ちを考えて欲しいと、著者は訴えます。
一人ひとりの国民が、今できること、今からでもできることをしっかりと考えて、小さな一歩を行動に移して欲しいと。
少なからず、自分のケツは自分で拭いて、負の遺産だけは次の世代に残すまいと、最低限、それだけはしないように生きていこうと心に誓いました。
まだ実感がない方、国がきっとなんとかすると思っている方は、是非一読をお勧めします。
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